PM2.5 × 黄砂 × 花粉 → 凶暴化!?

今年は中国の大気汚染が酷くてPM2.5が大量に飛散している、というニュースが先月から続いていましたが、実際は例年通りでしたなんていう報道もあります。

結局どっちなんだ!?って思いますが、まぁ飛来していることは間違いなさそうで、人体に何かしらの影響を与えうることは変わりありません。
というか、こんな危険な大気汚染物質が今まで飛来していたことなんか知らなかった、なんていう方も多いと思います。

そんなこんなしているうちに、今年もそろそろ花粉シーズンが近づいてきました。
数年前から言われているのは、もともと中国から飛んで来る黄砂が花粉と合体して凶暴化するということです。
花粉に黄砂などの固体が付着して人体のアレルギー反応がより出やすくなるということでしょうが、これがさらにPM2.5ともあいまって、より凶暴化するのではないかと言われているそうです。
そもそも、PM2.5が飛んで来ているのは今年だけではないので、そういった事実は前々からでは?と思いますが、私たちの知らないところで大気汚染というのは、どんどん悪化していたのでしょう。

思えば東日本大震災の原発事故でも放射能汚染は深刻ではない、という報道が事故発生時はじめに行われていて、実は調べてみるととんでもなく深刻な事態に陥っていたということもありました。
日本にいると大気汚染は数十年前の出来事、と思ってしまいますが、なにも日本だけがきれいな空気とは限らない、まったく別のところから“もらい事故”みたいにして災いが降りかかる、という事実が今回のPM2.5関連のニュースを通して学んだ気がします。

「知らないことは罪」と言う人もいますが、適切な情報を適切な時期にしっかりと伝えようとしない人々も同罪ではないでしょうか?
ふつうの人間では知ることのできない情報というのはいくらでもあるのだから、個人がそこをどうにかしようと思っても不可能なことはわかりきっているし…

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