中国の春節はさらなる大気汚染のもと!?

最近のニュースでほぼ毎日のように報道される大気汚染問題ですが、2月の中旬からお隣中国の春節が始まります。

これは旧暦の正月を祝うためのもので、大気汚染とは一見無縁のように見えますが、このイベント自体がさらなる大気汚染に拍車をかけるようです。

1つ目は春節を祝うための「爆竹」です。

爆竹は激しい爆発音とともに花火が連続して鳴るもので、もちろん大量の煙が発生します。

爆竹の煙なんて大したことないを思うかもしれませんが、中国全国民が爆竹を鳴らしたらどうでしょう・・・

数の論理というかそれだけ大量の爆竹がいたるところで鳴るはずです。

2つ目は「里帰り」です。

日本でも大型連休は実家に里帰りするのは割りと普通なことですが、中国でも同様です。

しかし、みんながみんな公共の交通機関(電車など)を使えばいいのですが、最近は各家庭にも自動車が1台以上あるような時代なので、みなさん自動車に家族全員を乗せて移動します。

これも数の論理というか、1台あたりの排ガスは大したことなくても、それが何千、何万、何十万という数になれば、排ガスの量もハンパないです。

こうして、ただでさえ酷い大気汚染が春節の時期になると、より一層汚染度が増すそうです。

実際のニュース番組で計測した結果もそのとおりでした・・・

この春節ですが、旧正月の日から3日間は祝日として法律で定められています。

その上、企業などではその前後を長期休暇(ゴールデンウィークのようなもの?)にしているそうなので、最低でも1週間程度は続くのではないでしょうか。

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