今年のひどすぎる大気汚染の原因は??

2月に入って少し暖かな日が続いていましたが、そろそろ花粉が気になる季節になりましたね。

今シーズンの冬は2012年末ごろから冷え冷えとした日が続いていて、日本以外のアジア諸国も例外ではないようです。

日本ではエアコンが十分に発達しているので、電気さえあれば寒さを凌げますが、まだまだ発展途上に近い国々では、電気が十分に通っていないような場所も多く、そのような場所ところでは“石炭”をたいて暖をとっているそうです。

今の時代で石炭?と思うかもしれませんが、やはり価格が安いのと石油や灯油のような危険な液体を持ち運びする必要もなく、ただ燃やすだけで安全に熱が発生する石炭が、いまだに多くの国でも使われているようです。

実は今シーズンの厳冬の影響で石炭の燃えカスが例年以上に大量発生し、大気汚染の原因となっているそうです。

この汚染された大気が偏西風に乗ると、数100km離れたところにまで届く可能性があり、隣国への“越境汚染”につながります。

とにかく、今年の大気汚染は過去に例を見ないくらい酷いそうです。

原因は様々なところにありますが、今年特に注目されている汚染物質として「PM2.5」があります。

これは直径2.5μm以下の超微細汚染物質の総称ですが、ニュース等ではその詳しい説明があまりないまま、淡々と報道されていますが、PM2.5の中で特に多い成分としては「硫酸塩エアロゾル」という名前の化学物質だそうです。

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